ECO関連事業
中部エリアにて「再エネ出力制御」始まっています
中部電力パワーグリッドより再生可能エネルギー出力制御の実施が発表されています。
■ 出力制御とは電気は消費と発電が同時に行われるため、これらを常に一致させる必要があります。 このバランスが崩れると電気を安定してお届けすることが困難となり、最悪の場合、停電が起きる恐れがあります。 このようなことが起きないよう、発電電力量と消費電力量のバランスを保つ為に、発電電力量を制御することを「出力制御」と言います。
中部電力パワーグリッド「発電設備の出力制御について」 https://powergrid.chuden.co.jp/goannai/ippan/powerconnection/facility/ |
中部エリアにおいて初めての出力制御
中部エリアにて電力供給が需要を上回ることが見込まれた為、
太陽光および風力(自然変動電源)の一部の再エネ発電事業者(出力10kW未満の太陽光発電を除く)に対し、
中部エリアにおいて初めての出力制御が4月8日 に実施されました。
“中部エリアにおける4月8日の「再生可能エネルギー出力制御」実績(速報値)について”
実際、当社にて太陽光O&M契約を頂いているお客様の発電状況を
遠隔監視装置にて確認したところ、4月8日以降
金・土・日を中心に月2~3回ほど出力制御が発生しています。
現在、再エネの普及が進みこのような消費電力に対し発電電力が上回る事例が増えています。
出力制御は発電事業者の損失につながるため、
経済産業省は再エネが拡大しても出力制御を抑制できる対策案を検討しています。
出力制御方法はオンライン制御が推奨されています
太陽光・風力発電設備の出力制御には、オンライン制御とオフライン制御があります。
オンライン制御 | インターネットや専用通信回線により中部電力パワーグリッドから発電設備を遠隔制御 |
オフライン制御 | 中部電力パワーグリッドから電話・メールにより指令を行い発電事業者が発電設備を制御 |
※FIT対象の発電設備のうち、2015年1月25日までの接続申込をされた「旧ルール」の発電設備の場合はオフライン制御が基本となります。
出力制御量の低減や人件費削減の観点から、
出力制御機能付パワーコンディショナへ切り替える出力制御のオンライン化が国の審議会において推奨されています。
当社太陽光O&Mにて出力制御付パワーコンディショナへの切替を承ります!
パワーコンディショナの切替を検討されている方、気になった方いらっしゃいましたら
(株)デンセン エネルギーソリューション営業部にてご対応を承ります。
ぜひお気軽にお問合せ、ご相談ください。