ECO関連事業
2024年度 売電価格・賦課金決定
2024年度の売電価格、および賦課金が正式決定しました。
1)2024年度以降の売電価格等
調達価格等算定委員会の「令和6年度以降の調達価格等に関する意見」を尊重し、以下の赤字箇所のとおり設定します。
電源 | 規模 | 2024年度(参考) | 2025年度 |
住宅用太陽光発電 | 10kW未満 | 16円/kWh |
15円/kWh |
事業用太陽光発電 (地上設置) |
10kW以上 50kW未満 |
10円/kWh | 10円/kWh |
50kW以上 入札対象外 |
9.2円/kWh |
8.9円/kWh |
|
事業用太陽光発電 (屋根設置) |
10kW以上 | 12円/kWh |
11.5円/kWh |
※10kW未満については、2024年度及び2025年度は、FIT制度のみ認められる対象とし、FIP制度が認められる対象としない。
※2024年度以降、課税事業者(インボイス発行事業者)は 調達価格+消費税 (例:17.6円/kWh)とし、免税事業者は 調達価格(内税) (例:16円/kWh)とする。(算出例:10kW未満の調達価格)
※2024年度以降、新規認定を受けた案件のうち、最大受電電力が10kW以上の場合には、調達価格・基準価格等について、追加的に発電側課金相当額を加えた額とする。
※FIT制度では、事業用太陽光発電(10kW以上50kW未満)について、2020年度より原則、自家消費型の地域活用要件を適用。
※2024年度は250kW以上をFIP制度のみ認められる対象とし、FIT制度では対象外。ただし、一定の条件を満たす場合は、50kW未満であってもFIP制度が認められる。 また、2024年度及び2025年度は250kW以上500kW未満(地上設置)、500kW以上(地上設置)の調達価格は、入札制。
※10kW以上(入札対象範囲外)について、太陽光パネルを更新・増設する際は、当初設備分は調達価格・基準価格を維持し、増設相当分は最新の調達価格・基準価格を適用する(按分計算により価格算定)。
事業用太陽光(入札対象)
2024年度の買取価格は、入札により決定します。2024年度の入札対象は、FIP認定対象のうち250kW以上となります(ただし、屋根設置の場合は入札免除とします。)。2024年度の入札回数は4回で、上限価格は、それぞれ9.20円、9.13円、9.05円、8.98円とします。
2)2024年度の賦課金単価
1 2024年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価
供給電圧 |
再生可能エネルギー発電 促進賦課金単価(税込) |
|
1kWhにつき | 全電圧共通 | 3円49銭 |
2 ご家庭のお客さまのご負担について
再生可能エネルギー発電促進賦課金(税込) | |
2024年度 | 907円 |
(参考)2023年度 | 364円 |
詳細は、以下よりご確認いただけます。
■ 経済産業省ホームページ「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2024年度以降の買取価格等と2024年度の賦課金単価を設定します」
https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240319003/20240319003.html
■中部電力ミライズ ホームページ「2024年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価について」